“昔は薄氷が張る頃稲刈りをしたもんだ、今じゃ、皆兼業農家で、5月の連休や週末じゃないと人が集まらないし、田植えは早くなったなー”と地元の年寄りは懐かしそうに言いますが、、、、
19日、大霜が里美を襲い、薄氷どころか結構厚い氷が家の金魚鉢に張っていました。が、黒米を刈りました。まったり~村では、昔ではなく現実でして。周りの田んぼは皆、刈り終わりというか、脱穀も終わり、もう、耕している状態です。人が回りにいなく、なんとものどかな光景でしたが、お世話になっている有機農家の先輩が見かねて手伝ってくれ、何とか収穫できました。しかし、脱穀してみないと、実がついているのかどうかは心配ですが、来年はもう少し早く田植えをしないと!と心に思う一日でした。
下の写真は、バインダーという機械で刈るために、先に機械が入れるように手刈りしている所です。来年は田植え、稲刈り、脱穀と田んぼ体験に来てください!
さて、本日のお野菜ですが、例年より早い霜により、場所にも寄りますが畑が一面真っ白になり、地上に出ている野菜も雑草も、ぱりぱりに凍りついてしまいました。そのため予定していた葉菜類が、今回は少量しかお届けできません。その代わり、種類は少なくなってしまうのですが、根菜類を多く入れさせてしまいました。葉菜類を楽しみにされていた方にはご迷惑をおかけして申し訳ありません。次回以降は、収穫時間や出荷時間を調整し、路地の寒さに当たって甘くなったお野菜たちをお出しできるかと思いますが、今回はお許しください。また、大丈夫な野菜を出したつもりではありますが、味が劣っていたり、何か不都合な点等ありましたらお知らせくださると幸いです。さて、そのお野菜ですが、大根、聖護院カブ、ジャガイモ(北あかり)、しょうが、チンゲン菜、間引きたけのこはくさい、冬瓜、日本かぼちゃです。しょうがは初出荷です。乾燥と寒さに弱いため、新聞紙でくるんで、冷蔵庫には入れないようにした方がよいそうです。チンゲン菜は戻した高野豆腐と炒めて、オイスターソースなどで味付けてちょっと片栗粉でとろみをつけるとおいしいですね。片栗粉はジャガイモをすって水につけてしばらくおき、白いものが沈み水と分離したら上澄みをすてて、白いものを乾燥させておくとできるそうです!今度くずジャガイモで挑戦してみようかとひそかに思っております。
日本かぼちゃはべチョ系です。昆布と煮干のだし汁で煮て、しょうゆと少量の砂糖で味をつけて熱々を食べると地元の食通酒飲み爺様に聞きました。確かにうまい!です。かぼちゃというか、上品な瓜の甘さととろりとした食感が楽しめます。冬瓜は鶏がらスープで煮たり、鍋に入れても、また、砂糖水で煮詰めてゆずやレモンを絞ると冬のよいデザートになります。なにかお気づきの点、お勧めのレシピ、野菜に関するあれこれなどありましたらどうぞお知らせください。では、お体ご自愛のほど、今後もどうぞよろしくお願いいたします。