2007年4月6日
寒くなったり暖かくなったりしていますが、もう春です!眠っていて成長もゆっくりだった草花が、気がつけば一日一日大きくなっていきます。蒔いた種も、まだだなあ、まだだなあ、などといっていたら、あっという間に成長していました!人間も成長しているのでしょうか、それはまだまだ疑問です。。。まったり~村の小さな農園は色んな所にいろんなものがひょっこり現れるので、散歩していても結構楽しみです。セリ、クレソンも田んぼにひょっこり現れました。三つ葉は畑に植えていたのですが、知らぬ間に成長していました!本日皆様にお届けしようと一本一本切っていると、色々な事に気づきます。根元に次の芽を膨らませ伸びている三つ葉ですが、芽が出る直前の三つ葉が一番つややかに輝いて見えます。本当にてかりがあって、「艶やか」という言葉がぴったりです。次の芽が出てしまうと前の葉の艶は少し薄れるようですが、茎の方はまだまだ艶つやです。葉は大きくなり、茎は太くなります。新しい芽を守るかのようで逞しいです。新しい芽が育つ頃には前の葉は大きく硬くなり、白っぽくなります。せつないです。どの段階をお届けするかは悩む所ですが、新しすぎるとすぐにへなってしまうので、やはり一番旬な葉をお届けするようにしています。と、そうこうしていると時間はあっという間に過ぎていき、宅配便のお兄さんを待たせることになるのでこのへんで。
さて、今回のお野菜は、
もらいもの特集です!冬場で出荷できる野菜が不足しているのを見かねた近所の農家さんが、これもってけ、と言って野菜を下さいました。その方も無農薬で作っています。食べてみると同じ無農薬でもやはり微妙に味が異なるのに驚きました。からし菜、寒咲き菜の花(またもや菜の花ですみません!!味の違いをお楽しみ下さい)です。寒の時期に咲くのでそう呼ばれていますが、遅く蒔いたので今時期とれるそうです。からし菜も、ワサビ菜とも呼ばれる種類で、一本を掻いて行くと次から次へと新しい芽が出てきます。まったり~村からのお野菜は、里芋、人参、長ネギ、赤ねぎ、大根、菜の花三昧!!(白菜、たけのこ白菜)、ミニミニ野菜セット(べかな、山東菜、赤丸20日大根、白雪20日大根)、セリ、クレソン、三つ葉、椎茸です。先日、包みながら新聞をみていたら、アブラナ科の野菜には解毒効果(デトックスとも言われています)があると書かれていました。体内の不要になったものを体外に排出する作用が強いそうです。白菜などはアブラナ科で、そのアブラナ科の生命が凝縮された菜の花は、さらにその作用が強いのでしょうか。また、春にある野菜はアブラナ科が多いような気がします。冬に新陳代謝がすくなくなり、身体に溜まった色々な物を出す時期なのでしょうか。ということで、これでもか、というくらいの菜の花ですが、おひたし、炒めてなど、色々にしてお召し上がり下さい。クレソンとセリは田んぼの中に生えてきました!クレソンは貧血や心臓虚弱、視力の衰え、などによいそうです。サラダ、お浸し、ごま和え、油炒め、天婦羅、漬物、味噌汁の具、鍋物、茶碗蒸しなどなど食べられます。セリは茹でておひたしや卵とじ、塩味で炊いたご飯に混ぜてもいいそうです。椎茸はこの頃の雨でようやく大きくなってきました。ミニミニ野菜セットでは、間引き菜で先取りです。三つ葉も出てきました!甘い!です。すべてわずかづつですがお召し上がり下さい。
また、昨年10月にまったり~村へやってきた30羽のヒヨコが、卵を産み始めました!餌は地元でとれるクズ麦、ぬか、国産の魚粉、蛎がらと、野菜くずや雑草などです。シルクロード長寿村というNHK番組では、長寿食は毎日雑穀と少量の野菜という同じような食事を食べ、それによりそれらを分解する腸内の微生物が増え、消化に特別な体力を回さなくてすむ、と言った話を聞きました。鶏は自分たちが食べたい物を土から探し出して、それを補う形で給餌すればよいのかなあと思っています。そのためには餌に必要以上にこだわるのではなく、住む環境をさらに整えて行きたいと思います。1個40円で販売していますので、よろしければご注文下さい。では皆様も、お体にお気をつけてお過ごし下さい。