学生が体験に来ました。

先週の土曜日、清泉女子大学 地球市民学科の学生が里美にフィールドワークに来て、その中で“まったり~村”に1日農業体験しに来ました。あいにく、その日は雨、ハウス内でできる作業で、午前中は菜種の種取、今年の春に刈った菜種をハウスに入れて干していたのですが、これから種を取る作業です。まずブルーシートをはり、その上に種の莢がついた茎を置き、うちら夫婦と学生2人で、棒で叩いてたんですが、やってるうちに、手でしごいて取ったほうが早し確実なんじゃなかと言うことで、そのやり方に変更、だんだん種がポロポロ落ちてきてシートに溜まってきました。その種を集めゴミなども混じっているので、唐箕でゴミを飛ばし種を取りました。しかし、終わってみると両手で4抱え位ある束が、バケツ半分くらい、それから油を絞るとほんの少しなんだろうな~と考えさせられました。油は貴重です。
 お昼を食べ、午後は卵を取ってもらい、麦の脱穀これも、石油を使わない人力機械を体験して貰いました。
まず、足踏み脱穀機で麦を穂から実を脱穀します。それから大きな屑と実をふるいでより分け、小さなゴミをまた、唐箕で飛ばします。一回ではなかなか綺麗にならないので3回位唐箕でゴミを飛ばし完成です。時間があればそれを石臼で挽いて、小麦粉にするまで体験して欲しかったのですが、間に合いませんでした。残念!
 夜は、プラトー里美で今回の体験の発表や有機農業の事で学生達と話し、有意義な一日でした。