いよいよ12月です!2008年になるまで1ヶ月を切りました。本当に1年は早く感じます。自分で仕事をするという事は、やりたいことが沢山あり、これもあれもと欲張って手を出し、結局どたばたして時間がなくなってしまうんでしょうね。 さて、来年からは節目ということで、部落に入ろうかと思っています。この里美地区は大体10軒以内でひとつの部落になっています。部落内で亡くなった方がでれば部落で3日3晩総出で葬儀の用意、また、集会所の掃除、神社の掃除、川の掃除、祭りの準備などなど、共同の作業が多いです。最近のお葬式は斎場でやるので3日お手伝いというのはなくなってきたそうですが、村でも会社に働きに出ている方が多いので、3日も会社を休めないというのが現状です。やはり部落に入らないと、いつまでもよそ者のようだし、地域に根付けないと思うのです。それでいて、村の方からはいろいろして貰い、なにか申し訳なく感じてしまいます。村人に聞くと、“いやー面倒くえーぞ”“大変だぞ”と言われますが、やはり大変な事も一緒にやらないとこの地域に住んでいる以上それは責任だと思います。都会と違って、行政が何でもやると言うのではなく、田舎は自分たちの周りの事は自分たちでやると言う事でしょう。それで助け合いながら生きてきたのが村社会なのでしょう。閉鎖的だとか聞かれますけど、町と違って周りの人は皆知っている、隣の人は誰?と言うことは無く、それは逆に犯罪も起き難いと言うことなんでしょね。しかし、以前先輩も言っていましたが、村の為、余力は残しておかないといけなくなります。どういう意味かというと、仕事をしていても、少し体力を残しておく、とか、仕事もいっぱいいっぱい入れておかないで、何かあった場合動けるようにしておくと言う事です。ま、けど、畑仕事をしているときなど、結構年配の方など散歩していて仕事の手を止めて話したりしますが、結構、話が長くなります(^^)その分もみこしてゆとりを持った仕事、時間をしないと、これが本当のゆとりの生活につながるのかな?
さて、本日のお野菜ですが、大根、聖護院カブ、赤カブ、チンゲン菜、たけのこはくさい、サニーレタス、ブロッコリー、日本かぼちゃです。大根は青首系ですので、大根おろしやサラダなどでもお楽しみいただけます。聖護院カブは京都の方では薄く切って千枚付けというお漬物にしています。いったん塩漬してから、甘酢でつけるそうです。赤カブも漬物にすると赤く綺麗な色になります。両方とも煮物や汁の具にしても召し上がれます。ちんげん菜は炒め物や中華風に召し上がると良いようです。たけのこはくさいも中国野菜ですが、シチューで煮込んだりするとおいしいです。もちろん塩もみでも味噌汁へ入れても。日本かぼちゃは京都の方では水かぼちゃとも呼ばれているそうです。水分が多く、ほっくりした煮物にはなりませんが、かぼちゃではなく甘い瓜のような感覚で、だしとしょうゆで煮て熱々を食べるのをお勧めします!また、にんにくと玉ねぎと一緒に炒めて、水を入れ煮込み、裏ごしして牛乳を入れたポタージュスープなどもおいしいです。
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