寒くなりました!!寒い日は10時くらいまでうっすら霜がかかっている畑もあれば、朝の7時でも青梗菜などカチンカチンに凍っています。いつの間にこんなに冬になったのかといまだ里美の冬の到来の早さに体が反応していませんでした。さて、ここ最近いろいろな事が多く、お便りにも書ききれていませんが、いくつか紹介します。先週末は「懐かしい未来」というビデオ上映会とそのビデオの元になった本の著者の方の講演会が東京であり、ブース出店という形で干し柿セットや飾りかぼちゃ、唐辛子、脱穀セットなどを販売してきました。食、教育、環境、エネルギー、地域社会、など、広い分野でのさまざまな問題の根っこは実はシンプルで、地元のものを大事にする事が一番の解決策になるのではないか、と思わせてくれる内容で、まったり~村を始める前に2人で見て、いろいろと影響を受けていました。その日は実家に泊り、翌日近所で野菜を取ってくださっている方々へ挨拶に行きました。一人暮らしのおばさんは、「どろんこで葉っぱばっかりで大変よ~。でもね、来ると何が入っているか楽しみでその日のうちに全部空けてがんばって処理しているわよ~」と言ってくださいました。葉物はさっとゆでて、充分水を切り、小分けにして冷凍にし、使うときに解凍してお肉と炒めたり、含み煮したり、色々とバリエーションにとんで召し上がっていただけると伺い、様子がわかり、嬉しかったり安心したり。また、練馬区田柄にあるハーバルノートさんというビストロ風自然食レストランでは、私たちと同世代のご夫婦が体にも心にもおちつくおしゃれなお料理を気軽に食べれる場として、がんばっています。お野菜もさることながらまったり~村お便りも楽しんでいただけ、村長も初めてお会いして直接話す事ができ、とても幸せな時間をすごす事ができました。あとは施設に入っている私の父親に会いに行って、介護されるしか道のない老人だけが集まっている不自然な環境に、色々と考えさせられました。帰ってからは留守の間にたまった仕事と、鶏の世話をしていただいた方にお礼に行き、昨日は蕎麦たたきです。
左:刈り取って乾かした蕎麦を棒で叩き、実を落とします。落ちた実をトウミという風をおこす道具にかけてゴミを飛ばし、実だけを広げて再度干します。
右:そばの実(外側の殻をむかないとまだ食べれません。)
さて、本日のお野菜ですが、
大根、聖護院カブ、赤カブ、チンゲン菜、ほうれん草、間引きたけのこはくさい、ミブナ、サニーレタス、ブロッコリー、しょうが、柿です。ミブナは壬生菜と書き、京都の壬生地方の特産品とのこと。漬物にすることが多いそうですが、鍋物や煮物に入れてもおいしいです。ほうれん草は初出荷です。甘みを堪能ください。たけのこ白菜は鍋物やシチューなどに入れて煮込むとおいしいですが、塩もみや汁の具でもいけます。
なにかお気づきの点、お勧めのレシピ、野菜に関するあれこれなどありましたらどうぞお知らせください。では、お体ご自愛のほど、今後もどうぞよろしくお願いいたします。