まったり~村お便りNo.114            2008年3月11日

最近ようやく暖かくなってきました。 踏み込み温床で育ててる苗もすくすく育ってきてます、畑にも緑が多くなってきました。そろそろ、田植えに向かって回りも動き始めてきました。土手やあぜの草を焼いたり、堆肥をまいたりと、、、 家も、田んぼをまた一枚増やします。畦を作ったり、排水管を作ったり、土手の修理、用水路の修理など始めないと、だんだん、忙しくなってくるぞー!
今年から“まったり~村”では、担当を分担してやっています。もちろんお互い忙しい時は手伝いながらやっています。回りの農家さんでも、仕事を分担してやっている方が多いです。同じ畑をやっていると、自分はこうしたいのに相手はこうしたいとか、やり方がちょっとちがうとか、やはり、性格の大雑把、繊細などなど細かいところで意見が分かれ、良く喧嘩します。結構話を聞くと他の農家の皆さんもそれを経験しているようで、1+1は0.5とか冗談かで言っている?(本当なのか?)農家さんもいます。実際、その方が自分は上手くいくような気がします。もちろん目指してる方向は一緒なので、この前、茨城県八郷でやはり新規で有機農業をやってる方の家に遊びに行ったのですが、そこのお宅は旦那さんが農業、奥さんは陶芸をしてるのですが、その方が面白い話をしていました、説明が下手で解りづらいかもしれませんが、強いて言えば、親指と人差し指を直角にしてL型にしてみてください、親指を旦那さん、人差し指を奥さんで、お互いのやっている事が、指先にむかって矢印が向いてると考えてください、 大体同じ考えで、同じ方向性に向かってお互い進もうとして頑張ってるわけですよね、たとえば、これからの食を何とかしなければとか、農村と都市の交流を通じて地域活性をしたいとか、循環している生活を皆に体験して欲しいとか、etc,,,そうすると、二つの向かってる方向の対角線に力が動くいてより大きな力になる、二つの個々の線より長くなる、力が大きくなると言うのです。しかし同じ事をやってると、親指と人差し指をくっつけてください二つ重なるように、そうすると対角線が無くなり、お互いの力が打ち消されて、対角線より力が短くなってしまいます。だから、同じ方向性を持ってれば、同じ事をやらなくても、まったく別な事をやっててもかまわないと言う事です、これは仕事の話ですので、家事などはもちろんお互い協力しあわないといけませんが(笑) これは、ほーと思いましたねー。私も、最初は百姓は何時も一緒で仕事が出来ていいなーと思いましたが、最近は分担してやった方が良いのではと思います。回りの方に聞いてもその方が良いみたいですね。皆さんはどうでしょう??(^^)
  ヒロ
では、皆様もお体に気をつけてお過ごしください。
ご意見、ご感想など、お待ちしております。
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