先週末、土日月の連休にまったり~村でも遅ればせながら、ようやく稲刈りをしました。
「循環の生活を見てもらいたい」「食べ物を作る作業を体験してもらいたい」などという私達の夢の第一弾として、近くの古民家をお借りし、稲刈り体験による、稲刈りです。
土曜日は自分達の食べているお肉と命とのつながりを感じてもらおうと、卵を産んでくれていたおばあちゃんコッコちゃんの命を頂く体験をしていただきました。参加してくれた女の子は涙を流しながら、お肉を食べるって言うことはこういうことなんですね。と言っていました。その後、有機農業者仲間やそのお母様、近くで天然酵母のパンを作っているご夫婦などが参加し、皆でまったり~村の野菜とコッコちゃんのお肉でバーベキューをしました。翌日は夜中に集まったメンバーとともに、かまどでご飯を炊き、コッコちゃんの卵でぶっ掛けご飯とまったり~村大豆で昨年仕込んだ味噌のお味噌汁を頂きました。当日参加の稲刈りメンバーも集まり、稲刈りです。
稲刈りが初めての人もいれば、稲刈り暦30年を超える方も!色々教えてもらったり話したり。田んぼの上の畑に石を積んでかまどを作り、その場で作ったけんちん汁と皆で朝のうちに握ったおにぎりの昼食。午後からは刈った稲を束ねて穂だ木にかける作業。無心にもくもくと作業をする人もいればわきあいあいと話しながらする人も。日が暮れるまで頑張ってくれて、近くの温泉へと汗と疲れを流しにいきました。夕飯はコッコちゃんのがらでとった鶏がらスープで具沢山鍋。以前、福島のNPOあぶくまNSネットという団体が開催した農村都市交流養成講座を受けツリーハウスなどを一緒に作ったのですが、そのNPO代表の方も夜の交流会に来てくださり、また、「自給自足」という番組を作っているディレクターの人や、卵販売をさせていただいている珈琲香坊さんのお客様なども来てくださり、多岐にわたる話で夜遅くまで囲炉裏のふちに座ってめいめい語り合いました。また、広島から来てくれた人が広島風お好み焼きを披露してくれたり。温泉に入れなかった人たちは、宿泊場所の古民家にある五右衛門風呂を薪で沸かして入りました。お湯は熱くても、肌に柔らかく入ってくる熱さです。その夜にも合流してくれた人がいて、翌日も稲刈りの続き。NPOの方も都会から福島に移り住み10年くらい、体験受け入れについてや、作業のコツなど、作業をしながらいろいろなことを教えていただきました。
終わってみて、まず、自分たち自身がとても楽しかったこと。また、来て下さった方たちにたくさん教えられたり助けられたり。今回来て下さった人たち誰一人欠けても今回のような充実したイベントにならなかったと思います。参加者、主催者の枠を超えて、皆で共同作業が出来、知らない人同士が仲間になって盛り上がって一つの環になっていくような気がしました。まったくもって不十分な「受け入れ体制」ではありましたが、ありのままを見てもらって感じてもらえたのかな、と思います。また来月1-3日、22-24日のイベントにもその人たちやその仲間が来てくれることになり今から楽しみです。やりたかったことがひとつづつ実現されていくような、その中での反省や悩みもたくさんあるのですがやりながらひとつひとつ乗り越えていきたいと思います。
来て下さった皆さま、本当にどうもありがうございました!!!!!!!
囲炉裏端でまったり~
バーベキュー台をストーブに!?まったり~
五右衛門風呂の薪割り(すすで口の周りが丸く黒くなってカールおじさん)
五右衛門風呂の火付け
お昼のけんちん汁
出たり入ったりで最後に残ったメンバーで記念撮影!!!!(写真提供のカールおじさんが抜けてるけど)ヤギのへーゼルとハナが干した米を食おうとして動きまくり、大変でした。
12日の夜から13日までいてくださったNPO法人あぶくまエヌエスネットのブログ「あぶくま日記」の2008年10月13日の記事に今回のことが書かれています。よろしければご覧ください!
>>あぶくま日記