先週末のイベント報告!

先週末、NPOジュレーラダックの代表者&メンバーの方々とWWOOFで来てくれてる方々と、皆で農作業をしました。
宿泊場所は、新たに“まったり~村”で借りた、明治33年に建てられた茅葺屋根古民家(しかし、屋根はトタンがかぶせてある)
Day1
 鶏の命を頂く体験。スーパーでパック詰めになった肉は皆さん知ってると思いますが、そのような形になるまでは、どんな過程を経てるのかほとんど知らないと思います。F1000061-400.jpg
昔は家で鶏を飼っていて、食べるときは自分で絞めて食べていた家庭が多くありました。そのため感謝して肉を食べれたと思います。しかし、今はそんなのは全然知らないし、鶏を見たことがなく鶏肉を食べてる人もいるかもしれない、また、その肉をお腹がいっぱいだ、味がスキじゃないという理由で残してしまう人もいるでしょう。
しかし、肉を食べる事とは、命を頂いて食べると言う事です。それを皆さんに体験してもらいました。
 まず、鶏に感謝し“ありがとう”と言って、首の頚動脈を切り、足を持って頭を下にし、血が抜け息を引き取るまで見守り、息を引き取ったら、75度のお湯に付け、羽をむしります。それから解体していきます。腿肉、胸肉、ささみ、手羽、レバー、ハツ、砂肝、ガラに分けていきます。ササミやレバーは新鮮なので刺身で食べれます。砂肝、ハツは焼き鳥にします。皆も、普段眼にしている“肉”になってきて、だんだん実感がわいてくるみたいで、“ハツは心臓か!焼き鳥一本のハツはいったい何羽分の心臓なんだ?残さないで食べないと”など言う人も、確かに残したら可愛そうです。おいしく食べてあげないと
さらに、普通の肉になるブロイラーは産れてから3ヶ月くらいで肉にしてしまいます。“まったり~村”のコッコちゃんは大事に育て卵を産んでから1年半~2年で頂いてます。
 この日は、復活させた囲炉裏を囲んで、自分の手で命を頂いた肉を鍋に入れていただきました。
皆、何を感じて食べていたのでしょう。F1000014-400_20081201022803.jpg
Day2
 なんと、この時期稲刈り!多分、関東一遅いでしょう(^^) 古代米の実がなかなか入らず、やっと今日稲刈り、それでもだいぶ実が入っていませんでしたが、、、、水の管理が駄目でした
 稲刈りは、皆で手で刈りました。結構湿田なので、皆足を取られながらの稲刈り。
今回、“ラダック”式稲刈りと言うか、ラダックで稲刈りの時歌う歌を歌いながら刈りました。
 夕食はスカルマさんとメンバーの方々がラダック料理を作ってくれました。見た感じはカレー風具沢山スイトンといった感じでした。また地元の就農者の方々とラダックの“懐かしい未来”を見ながら、料理を突っつきながら、交流会です。ラダックは近代化の波が突然入ってきたので、コミュニティーの崩壊が目に見えて良く分かります。日本の昔の農村と同じです。しかし日本の場合は徐々に来たので分かりにくいだけです。今は、結いの作業や、部落の行事、祭りなどが無くなって来てます。これも近代化の波によってです。この映画は見るべきですね“懐かしい未来”本とDVDがありますよ。book_p1.jpg
Day3
 農村の手仕事を残そうと“わらぼっち”作りですワラボッチとは、畑に子泣き爺お後ろ姿のように藁を積み上げていきます。まず2m50cm位の棒を3本用意し
今日は疲れた、眠い、、後日、写真を交えて詳しくワラボッチの作り方をお伝えします                               続く
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何はともあれ、皆さん、ありがとう!