先日、いつもお世話になっている、農家民宿をやっているSさんから
電話があり、妻が対応してたのだが
電話が終わり
妻 “なんか、茅をかるビデオを撮りたいんで、いついつに来てだってさ”
との事
自分想像 (おっ、どこかで茅葺屋根の葺き替えのため、カヤを集めてんのか、これは色々教えてもらえそうだぞ、おもしろそう)
そして当日、二人して、いやー、茅刈るから重装備の方がいいだろうという事で、厚手の服をきて、鎌も2本、柄の長い奴と、鋸鎌をもって、いざ待ち合わせ場所の古民家に!
ありゃ、車が一台だけ?早く来すぎたか
と、古民家に入るとSさんとカメラマンの方がいらして、あいさつして
自分 “他の人は?”
Sさん “北山君たちだけだよ”
自分 “はー”
カメラマン “今日はお願いします。最近日本のカヤがアフリカで活躍してるんですよ”
自分 “茅がですか?” 自分想像 (何か家の材料とかか?)
カメラマン “そうです、マラリヤ予防とか、今、日本のかまど、昔、土間にあった奴とかもアフリカで活躍してますよ”
自分 “マラリヤ予防、、、、、茅を?”
カメラマン “蚊の防除に”
自分想像 (ん~?茅を何か燻したり、エキスを抽出するのか?わからん、、、)
と、思いながら古民家の、奥の部屋に目を移すと、、
何か床の上に置いてあるな、、、、、ん?
ん?んん!?
自分 “茅、、カヤ、、、ん?! カヤって、、蚊帳ですか!”
Sさん “蚊帳かけるって言ったじゃ~ん”
自分⇒妻に “カヤって、蚊帳じゃ~ん! なんで鎌もって重装備してきてんだよー、うちら!”
全員 大爆笑
ドリフの落ちじゃないんだよー
てなわけで、結局はアフリカの人にどのように蚊帳を吊るのかという
How to ビデオ撮りでした、、、
しかし、冬に蚊帳を吊るとは思っても見なかった
日本の昔の知恵の、そこにある土などで作る竈、少ない木で効率よく火を使えるし、これでアフリカの砂漠の少ない木などを伐採するのが減るし、火で消毒された水や食べ物を得られる、
また、蚊帳で薬などを使わず、蚊に刺され感染病等を防げる、素晴らしいですね!
今年の夏は蚊帳を使うかな!御礼に蚊帳を頂いた事だし!
蚊帳を知らない方は
蚊帳(かや)のバーチャル博物館へ
http://www.anmin.com/kaya/hakubutukan/