むしろ編み 

本日、隣町の珈琲香坊さんで玉子販売でした。
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いつもは本を読みながら、山羊のへーゼルをかまいながら卵の販売をしているのですが
今日は、ムシロ編みに挑戦しながら、販売です。
ムシロ編み機と藁を積んで、香坊さんに向かい
着いたら、まず、“藁すぐり”藁の束の穂の部分を持ち束の中に指を入れ
藁の葉っぱや、屑を取り、芯の良い茎を残します。
それから、錘に紐を縛り、編み機にセットし
藁を乗せ編んでいきます。
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実は、私も初めてやるんですが、これが、始めるとなかなか面白いんですよ。
香坊さんに来たお客さんも、“何を作ってるんですか?”とか、“昔、うちのおじいちゃんが、お茶の霜よけに作ってましたよ”とか、“家が畳屋さんだったんで、昔はやったよ”
とかとか、色々な反応でした。
今日も、おかげさまで玉子は完売したのですが
ムシロ織りにはまって、玉子が売りが終わってもやり続けてしまいました。
2時間で60cmくらいです。慣れればもっと早く出来るんでしょうね。
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しかし、昔の人は良くやりましたよね。
近所の、私たちのおばあちゃん先生によると
新しく編んだムシロは一回干して、手でごしごしこすると、表面が綺麗になるそうです
また、昔は業者が買いに来たそうです。
また、私が使ってる筵編み機では、コモ(炭を入れる物)や俵(米を入れる物)を編んだとか、今度、先生に手ほどきを受けないと!