先週末、起業家セミナーというのに行ってきました。お金儲けだけではなく、「社会における存在意義を事業にする」ということで、色々おもしろいお話をうかがうことが出来ました。それ以外にも個人と法人について、青色申告の書き方、損益分岐点の計算の仕方、企業プランと事業計画書の書き方など、会社員を辞めてから全く使っていなかった部分の脳味噌を使わせていただきました。農業も事業なので、参考になります。また、今後何かするときにもためになる話がありました。WWBジャパン(women‘s world banking)というところが開催しているのですが、その団体の団体が関わった活動として、廃業寸前の老舗旅館を24歳の若者が引き継ぎ、週末だけ経営をして、平日は「地域貢献の日」と定めて地域の問題解決に向けて活動していたり大学生をインターンとして一緒に働いてもらう活動、「ひろう、もらう、つくる」で起業する方法の伝授、耕作放棄地を大学生が借りて蕎麦畑オーナー制もとい、「バーチャルそば農民」制度をつくる活動などがありました。「ひと」が見える新しい「事業」のあり方に安心を覚えると共に、そういう“事業家”さんがたくさんいる地域に住み自分もなにかしら事業をすることによって人と人とのつながりが強くなっていくという一番の地域の活性化であり、またその事業を通して人々が安心して生活できる場つくりができるのかなあと思いました。いうなれば昔の村や町なのかな。一番の収穫は、一緒にセミナーを受講した人たちとのつながりかと思います。今後が楽しみです。