手植え田んぼ用に昔ながらの苗代を作りをしました。
短冊型に畝を作り、水をいれ表面を均等に均します
今回は、“活きた民俗資料館”をやりたいと言ってるので
昔から使われている“苗代ならし”や“えぶり”を使いました。
これは、“NPOオリザネット”さんから寄贈して頂いき、資料館に展示されていた物です
使ってみると、なかなか使いやすい!取り付けの角度や細かい細工に先人の知恵を感じます
木と竹しか使ってないのもいいですね、ま、一昔前は当たり前だったんですけどね、、
均したら、籾を蒔きます。籾は軽く塩水選をし、約一週間水につけておき芽だししたものです。
今回は、赤米、黒米、緑米を蒔きました。これも“NPOオリザネット”さんから頂きました。
いつもありがとうございます。感謝です。
下の写真はアップです。白い芽がちょっこっと見えるのがわかりますかね?
それから、覆土します。土は部落の共有地からちょっと頂いた山の赤土です。
それをフルイを使いながら均等にかけていきます。
覆土が終わった畝を見ると、まるで巨大ティラミスのようでした。
作業をしていると、裏の物知りおばあちゃん、私の先生でもあるのですが来て
いろいろ教わりました。昔は、陸苗代をやったなーとか、覆土したら、新聞紙かけて竹で骨作って
油紙でトンネルすんだーとか、苗取りがきついんだー、朝3時からやんだよー、こー小指を使って
苗とんだーなどなど、、
苗取りの時は、先生になってもらい、実際に教えてもらいましょう!
それからは、新聞紙をかけて、油紙は無いのでビニールでトンネルです。
これで、芽が土から出てきたら新聞をはがし
水をかぶるくらいはります。芽が出るまでは畝の肩くらいまで水をはっときます。
折衷苗代というやり方です。
昨年は陸苗代で失敗しましたからな~
今年は上手く行くかな!