「食品の裏側」の著者、安部 司さんの講演に行ってきました!

先週の日曜日、隣町で講演を聞いてきました!
 
以下は妻の文章を抜粋しました。
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「食品の裏側」の著者、安部司氏の講演会に先週の日曜日に行ってきました。ずらりとならんだ添加物を前に、色々な「食品」を実際作りながらお話してくださいました。食品の裏に山と書かれている添加物はあれが添加されている物のすべてではなく、省略可能なもの、ひとくくりで表示されているものが多く、また、添加されているわけではなくても、チキンエキスやかつおエキス、大豆たん白分解物などエキスを取り出す過程で使われている劇薬である塩酸などは、添加物ではないため、表示義務もないそうです。また、添加物も1種類だけではねずみなどによる実験で特に問題がないので、人間にも使われていますが、複合してとった場合の実験はまったく行われていないそうです。また、ねずみと人間では消化機能などが異なる為、ねずみに問題がないといって人間にも問題がないとは限らないと言うことです。また、特売のしょうゆやだしの素などの安い調味料により、子供の舌をスナック菓子やインスタントラーメンが美味しいと思わせる食生活を日々作り出しているともおっしゃっていました。特売のしょうゆは油を絞った後の大豆を使い、化学薬品で分解させ、味付け、色付けのためにさまざまなものを加えているそうです。だしの素、チキンコンソメなどもしかり。それらに加えられている添加物はほとんどすべての加工品に使われていて、それがインスタントラーメンやスナック菓子と同じものだということです。衝撃的だったのは、コンビニで3食を済ますサラリーマンより、一般家庭で3食手作りのものを食べる人の方が多くの種類の添加物を取っている場合も少なくないとのこと。明太子、練り物、加工漬物屋などは添加物屋の大のお得意先だそうです。添加物の液に一晩つけられ、汚い色のぶよぶよしたたらこがプリップリの美しい色に変わったり、沢庵も美しい黄色いするのは思いのまま!実演していただきましたがマジシャンのようでした。。。
 しかしながら、安部さんが繰り返しおっしゃられていたことは、消費者は被害者ではない、ということです。消費者はなんだかんだ安心安全といっても、「安い・簡単・便利・綺麗・味が濃い」ものを求め、そういった商品はばんばん売れていき、そうでないものを作る会社がどんどんつぶれていくのを著者自身添加物を販売していた時期に見てきたそうです。選ぶのは消費者で、裏にわけのわからないカタカナが書いてあったり、加工されたハムやしょうゆがなぜ肉や大豆より安いのかに疑問を持ちましょうということでした。ただ、加工品について、情報がほとんど公開されていないことも問題なので、私が伝えていく、と言っていました。そこで優先順位をつけるのはあなたたちです、とも。では何を食べたらいいか、ひとつの指針として「ひふみの法則」と名づけ、「非伝統的なもの」「不自然なもの」「未経験なもの」と言っていました。伝統食は何百年もすでに人体実験済みです。(調味料などが不自然なものになってはいますが)
 けっこうシビアな内容でしたが、とても明るくユーモラスに、熱く語ってくださり、内容は本に書かれていることと大差はなかったと思うのですが、その人間性にふれることが出来、自分達もがんばっていこうと思うことが出来ました。しかしながら「安心、安全だったらそれだけでいいのか」という話の時には「それに甘えるのではなく、技と誠意を持ってきちんとしたものをお届けする」というきびしいご意見に襟を正す思いでした。もし、ご興味をもたれた方がいらっしゃいましたら、本を1冊持っていますので、お貸しいたします。ご一報ください。順番でお貸しいたします。
 疑うことなく、ありがたくいただける世の中になったらいいなあと思っています。
(郷子)
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しかし、やっぱり目の前で沢山の添加物を混ぜてジュース、ドレッシング、珈琲クリーム、ラーメンスープなど作られると、んーと、うなってしまいました。
これを機会に、最近、食品の袋の裏側の“原材料”を見るようにしてますけど、なにか色々はいってますね、なんだかぞっとします。なんでこんなに、入れるの?と思うくらいです
この前も、ちょっと遠出し、腹がへったのでコンビニでパンでも買おと思い、袋の裏を見ると、なんか添加物が多すぎる、、、、、一番少ないやつを選んだら、、昔なつかしの“かにぱん”でした
やっぱ、何事もシンプルが一番ですね
(ひろ)