風どころか空気自体が冷たい季節になってきました。手首、足首、腰周り、首、頭の防寒は必須です。最近は先読みできるようになってきたので、だいぶ予防できるようになって来ました。しかしながら夕方などもつい「あとちょっと」などといって地面にはいつくばっているうちに日が暮れてしまうと、足や腰からきんきんと冷えてきて暖めなおすのに時間がかかります。また、10時3時には暖かいお茶を1杯飲むと、体がぽかぽかしてきてご飯の時間まで暖かさが持続します。都会に住んでいるときは「0-1思想」というか「オール オア ナッシング」というか、やるならやる、やらないならやらない、という考え方でドカンとやるかぜんぜんやらないかだったのですが、こちらで自然とともに生活するようになってからはちょっとちょっとが大事なのだなあ、と体で感じています。野菜たちも、肥料をドカンとやると、虫が寄ってきて食べられます(まあ、虫はそれ以外の要素もたくさんありますが)。肥料をぜんぜんやらないと生育が悪い。「こんなちょっと?」と思うくらいでも、繊細で精密な自然界は十分に反応してくれます。小猫もちょっと食べては寝てまたちょっと食べては・・・の繰り返し、掃除も徹底的に1回やってもすぐ汚れるのでこまめに毎日が基本のようです。一回にドカンの方が楽なのにと思うときもありますが、それが生きると言うことなのか、と勝手に思ってそれらを生活のペースにしていくと自然と気持ちも落ち着いてくるから不思議です。収穫し終わった野菜でも、切って干しておくと、毎日見てひっくりかえしたり手間をかけてあげると成功しますが、干すまでしても、あとは忘れてほったらかしにしておくとカビが生えたり、美味しく出来ません。生きてるんだなあ、と実感し、諸行無常を感じている今日この頃です。
● 本日のお野菜
★ 白菜 今年は虫に食われてレース状の白菜、キャベツが多いという中、うちではなんとかそこまではいっていませんが、やはり虫食い葉をもぎっていくとミニ白菜に・・・。ご了承ください・・・。
★ 人参 生やそのままちょっと塩を振って蒸かしたり。大根やカブ、サツマイモやじゃが芋を小さめの乱切りにそろえて塩を振ってすべてちょっと硬めに蒸し、オリーブオイルや少量のマヨネーズ(自家製推奨)で和えるとおいしいです。だんだんまったり~村の野菜は薬のような味になってきたような気がします。
★ 大根 源助大根という加賀野菜です。煮崩れしづらいので、金沢の方では「おでんと言ったら源助大根」といわれているそうです。おろし大根、漬物にもむいています。先日だしと酒、みりん、しょうゆと、こちらで結構売られている「さめ」と一緒に煮たらとても美味しかったです。
★ カブ 大きくなりました!かぶを抜く時に白い丸いかわいい姿が見えるととても楽しいです。
★ 小松菜 こちらの葉物は独特な味があります。近所の有機農家さんの味噌汁も同じ風味がありました。土地の味なのでしょうか?味噌汁や鍋に入れるとこくがでます。茹でて胡麻和えなど。味噌汁や吸い物に。
★ レタス チマサンチュ。サラダなどにどうぞ。
★ キャベツ 遅ればせながらなんとか丸まりました!私達もまだ頂いていませんが、これから食べてみますね。とりあえず、生、茹でる、炒める、煮込むで試します。
★ 紫サツマイモ 色が鮮やかです!甘みが黄色いものより少ないかな。お菓子の色漬けに最適ですが、普通に茹でたり焼いたりしてもいただけます。
★ おまけのゆず 皮や果汁をうどんや吸い物、漬物などに、種は焼酎につけて手荒れにきくローションに、白い綿は3回くらい茹でこぼしてから砂糖で煮るとお菓子になります。
太陽の光を沢山浴びて、適度の運動や入浴で少しの汗をかけるうちにかいておくと風邪予防と冬の冷え防止になります。お体に気をつけてお過ごしください。