まったり~村通信No.191                    2010年2月9日

 天気予報では今週からようやく暖かくなってくるそうです。
零下7度が続いていたにも関わらず、植物はすでに芽生え始めています。ナズナやイネ科の植物がちょこちょこ生えてきて、ヤギがいち早くみつけてはむしゃむしゃ食べています。
 こちらでニュース!知らぬ間にしていた妊娠が発覚したのもつかの間、先日2月6日、雪の日に、無事鶏舎の上の小屋の中にて出産いたしました!ヤギです。オスヤギが脱走した時に種つけられた模様・・・。はあ、、、と思いつつも、かわいい仔ヤギをみると、がんばらねば!と思います。寒さの中、無事に生まれて健康に育ってくれて一安心です。2月6日に生まれたので、名前は「ニム」。すでに母ヤギの周りをぴょんぴょん飛び回っています。
            
ようやくゴマの脱穀をしました。これからゴミを飛ばして、水で砂などを沈ませ乾かす作業をしなければなりません。。。先は長い・・・。


●本日のお野菜
★ 白菜 漬物、鍋など。虫に食われたところをむいていったらどんどんちいさくなってしまいました。。。
★ たけのこ白菜 癖がありますが、煮崩れないため洋風や中華風のスープで煮込んだりしていただきます。
★ 人参 肥料を押さえることで、だんだんまったり~村の野菜は薬のような味になってきたような気がします。細かい髭のような根っこは「もうこれ以上育たないよ!子供でも作るか」といって養分を種へ回す準備です。雪の下から掘った為、肩の方が凍っていますがご了承ください。
★ 大根 穴に埋めて保存していたにも関わらずだいぶ寒さによる死と再生を繰り返してきたようです。甘みが出て煮ると味がしみやすいようですが。。。。
★ 長ネギ 定植時期が遅れて小さいねぎですが、薬味などにどうぞ。
★ カブ つけものや煮つけに。スライスして甘酢漬けなど・。寒さから身を守るため、皮がちょっと固くなってきているものもありますが、気になるようでしたらむいてくださいね!
★ キャベツ 葉の先っぽが黒くなっているものもありますが、凍ったり解けたりを繰り返したり、小さい頃に虫に舐められたりした跡かと思われます。害はないそうですが、おいしくないのでその部分をちぎるなりしてお召し上がり頂けたらと思います。白く見える粉は灰です。
★ きくいも 生命力が強く、糖尿病の人にお勧めと言われています。皮をむいて調理します。塩や味噌で漬物に、天ぷら、きんぴらゴボウやサラダに入れたり、肉じゃがのジャガイモの代わりにも使えます。茹でてゴマ味噌やねぎ味噌、味噌マヨネーズと和えてもいけます。蒸してこして牛乳のポタージュでも。
★ たくあん 春まいた大根のこぼれ種で育った自生大根を漬けました。。。。う~む。おまけ。なすの根を入れると風味が増すということでしたが、なかったので、乾燥茄子を入れてみました。
◎疲れたときの野菜スープ:たまねぎ、人参、ジャガイモ、カブ、大根、キャベツなどなんでも角切りして、少しの水と軽く塩をふり、弱火で蒸すような感じ。たまねぎの皮、キャベツの芯、人参の頭など食べれない所をスープストックにします。昆布出しにそれらを入れて煮るだけ。蒸しあがったらスープを足して、夏に作っておいたトマトソースを入れて、塩や味噌で味を調え、いただきます。
◎チビ人参の食べ方:人参は首の部分が一番好きです。よく洗ってそのまま素揚げ。中までよ~く火が通っていなくても大丈夫。カブも角切り、なんでも角切りや小さければそのままで素揚げ。ゴマと味噌を混ぜて、酸味が欲しければ梅酢やお酢少々、塩などを入れて味を調え、素揚げの野菜と和えます。