秋の味覚祭

11月6,7日の里美 秋の味覚祭に出店して来ました
これは、かかし祭りと一緒に毎年11月の最初の週末に行われます
地元の食材をフルに使ったお店もいっぱい出て
手打ち蕎麦や、千人鍋、しし鍋等々その他もりだくさん
また、歌あり芸ありと、毎年たくさんの人が集まります。
小-mikakusai2010
本当はわら細工をやりたかったのですが
場所がなかったので
まぼろしの“蒸し釜 鳥メシ”をやることにしました
これは、昔、昔、もう40~50年前ころからご飯を炊くのに
“蒸し釜”を使っていたそうで
私も、年配の方から話は聞いてて
「蒸し釜で炊いた飯はうまい!」
と、ことごとく使ったことのある人は言うんですよ
しかし、どんなものか想像もつかず
昔、家を解体しているところから、割れたでかい植木鉢のような物をもらってきて家の前においてたら
なんと、それが蒸し釜だったという
しかし、あまりにぼろぼろで使い物にならず
しかし、ひょんなことから2個手に入り
これは使ってやるしかないということで、使ったこともないのに無謀にも蒸し釜鳥メシをやることにしました
小-P1010069
上の写真の三つ並んでいるでかい壷のようなやつが 蒸し釜です
調べたり、聞き取り調査で使い方を理解し
3~4回くらい使ってみて
思ったのは、これはとてもエコでは!
少ない火でご飯がたけちゃうんですよ
蓋を開け、中に炭を入れ、その上にご飯の入った羽釜を載せ、蓋を閉め
ご飯が噴いて、蒸気が出たら、空気口をしめ15~20分蒸らすというやりかでご飯がおいしく炊ける
小-P1010053
なかなか、優れものです
これを使ってお店をやってると
昔使ってた年配の方々が懐かしそうに話をしてくれて
炭は松炭を使ったんだとか、囲炉裏で使った消し炭でやると良いとか
ようは、あまり高温の火ダネは使ってはいけないということです
高温すぎると、ご飯がこげちゃうし、釜にも良くないとのこと
なかなか楽しく、忙しく、ために成った二日間でした