神奈川県の二宮町と小田原で
炭素循環農法の集まりでチップ研究会に行って来ました。
炭素循環農法とは、まったり~村で昨年から取り入れてる野菜栽培方法で
畑を山の状態にし、肥料の代わりに炭素を入れ、土の中で菌糸と微生物と野菜たちで共生しあって
野菜を育てるやり方です。というか、野菜より微生物を育てます、すると、美味しい野菜がもれなくついてきますと言った感じかもしれません(笑)
炭素とは、落ち葉、籾殻、木、竹、枯れ草等々です。
今回は、チップをいかに有効に使うかという勉強会でした。
チップとは、木の剪定枝や間伐材、伐採された木を、細かく粉砕した物です。
現在、道路、公園の樹木の剪定枝や伐採された木などは各市町村で指定された業者に集められ、チップにされそれを裁ききれない所もあったり、また、戦後植林された針葉樹も間伐はされても、コストが合わないため山に置きっぱなし、または、間伐もされない、竹も、利用が減り、放置され山や畑に侵食してきています。これらの資材を畑に利用するための会でした。
これらの資材を有効利用できれば、山も綺麗になる、野菜を作るのに肥料なしで身近な資材を使える
という利点があると思います。
現に、チップを畑に利用している、中村さんと、21世紀の農学校さんの畑を見学しました。
今回は、30名くらいの会の予定のところを40名くらい来てました
自分と仲間のMさんも無理を言って参加させていただきました。
なんか、会を重ねるごとに人が増えてきてるような気がします。
中村さんの畑をほじってみると、菌糸がびっしりはえてました
菌糸がチップを分解し、その分解した物を微生物が利用し、野菜の根っこと共生しお互いに養分のやり取りをする
21世紀の農学校さんの畑、育ってますよ!チップだけで野菜が!
もちろん、みなさん試行錯誤を繰り返し野菜を育てていて
もう少しで、確立できる範囲に来ています
畑、見学の後は、場所を屋内に移し
実際に作られてる3人の方のスライドを使いながらの説明
チップを使用した経過報告や
木材に含まれる、生育阻害物質の取り除き方
成功例や失敗例
質疑応答。
なかなか皆、頑張ってます。
皆さんの話を聞いたり、いろんな方と交流させてもらってて
何か、明るい未来が見てきます
というか、進むべき道を進んでいるというか
結局は野菜作りはひとつのステップであり、地球の将来、これからの農業の将来、
村の高齢化の解決を一生懸命考え
また、最近増えている、アトピー、化学物質過敏症、心の病
これらを解決出るのではあろうかというのが炭素循環の考え方なのではないかと思います
今年は、自分もこれらの資材を使いながら
新たなステップに上がる挑戦をしようと思います。