プルルループルルルーー
電話が鳴った
“北山君、今出れる?火災が発生したから、すぐ来てくれる”
仕事をそっちのけで消防団の詰め所に向かう
すでに、消防車が出してあり、2人の先輩消防団員が消防服を着ている所だった
“北山君、消防車運転して!”
3人乗車しサイレンを鳴らし発進
無線では、現場の状況等ひっきりなしに入ってくる
火事はどこだ! 番地で言われてもわかりづらい
先輩団員は他の消防団員に連絡している
車を走らせていくと、煙が見える
そこに向かって車を走らせると
人だかりと消防署の消防車が2台とまって、すでに放水をはじめている
川を挟んで向こう側には他の消防団の消防車が4台くらい見えたような
消防署の車の近くに止めると
“消火栓まで遠いので、中継するかもしれないんで、ここで待機してください”
(中継とは、水源から現場が遠い場合、水源→消防車→ホース→消防車→ホース→放水、といった感じで
ホースの圧力をかけていく)
自分たちが着いた時は、大体鎮火していた
今回は竹やぶが燃え、出動命令がでた
杉や竹やぶの下が黒くなっており結構燃えていた様子でした
上の葉っぱに燃え移らなくて良かったです
杉や竹は油を含んでるんで生葉でも良く燃えますからね。
土手焼きでもしていて、火が燃え移ったのか?
今日は結構風があったから、煽られると凄い速さで火は燃え広がります
そろそろ田んぼの用意などで畦とかの草を焼く事が多くなりますから気を付けないと
しかし、大事に至らなくて良かったです
鎮火を確認し、ホースの回収の手伝いをし本日は解散
皆さん、今時期乾燥してますし、草も枯れて火がつきやすくなっているんで
くれぐれも注意しましょう
消防団のホームページhttp://www.fdma.go.jp/syobodan/index.html