里美珈琲

地元有志で「里美の水プロジェクト」を立ち上げました!
はじめは震災だったかもしれません。
震災後、「自粛」という名のもとに、「里美春の味覚祭」が中止となりました。
こんなときだからこそ、みんなで集まってみんなで元気になろうよ!

有志が「がんばっぺ里美」を開催しました。
ボランティアで自他地域からミュージシャンが集まり、店が集まり、大成功に終わりました。
しかし、体験学習の申し込みや直売所への足波など多少の「風評被害」も残りました。
何か、継続的に「がんばっぺ里美」ができないか、地元の方から、
地域おこし協力隊のルリエに声がかかりました。
はじめはふれあい館を使ってのイベントという意見でしたが、
「せっかく里美に足を運んでくれるなら、まずは自分たちのフィールドを知ってほしい」
「イベントによって日常のお客様に迷惑をかけたくない。日々のおきゃくさまこそ大事にしたい」
「お店をやっているから、イベントには出られない」
などの声を聞き、
では自分たちのフィールドで、日常のお客様にも迷惑がかからないような範囲での少しのサービスや何か特別なことを、個人でやるのではなく、地域で同じ日にやってみたらどうだろうか、
というアイデアから、
毎月第2日曜日に開催される「里美の日」が始まりました。
それと並行して、
「夢を語る会」というものもできました。
自分たちの夢を語ることによって、それに協力したい、協力できる人が手を挙げて自発的に一緒に行動していけば、という、ゆるいつながりの会でした。
そこからこの「里美珈琲」は生まれたと私は認識しています。
なぜ珈琲なのか?
なぜそのプロジェクトのメンバーに農家や養鶏家や温泉屋などなど含まれているのか?
疑問はあるかもしれません。
コーヒーは、「水」を表現するのに今の時代に適切な素材になり得ると考えます。
また、昨年5月に開催された「がんばっぺ里美」でも、となりの矢祭町から応援に駆けつけてくれた「珈琲香坊」さんとのつながりにより実現されたとも言え、取り掛かりの第一歩としての「珈琲」でもあると思います。
また、「里美の野菜はおいしいね」「卵が美味しいね」などと言われますが、これは一番大きい要素が
さとみの自然のおかげだと思ってます。
私たちは卵農家でもありますが、鶏をお肉にしてもらったとき、解体業者に「内蔵がとてもきれい。飲み水が綺麗じゃないとこうはならない」と言われました。卵も臭みがなく、卵嫌いの子供も食べられると何度かお客様に言っていただきました。自然の恩恵なしには私たちの職業は成り立っていかないと思っています。
メンバーそれぞれの暮らしが、「里美の自然」があってこそなのではないかと思っています。
この「里美珈琲」をPRすることによって、里美の水のおいしさを始め、その背景なども伝えていけたらと思っています。
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「里美珈琲」は、まったり~村でも扱っております。
その他取扱店等はこちらからごらんいただけます。
http://www.facebook.com/groups/398608643507514/402100319825013/#!/satomi.water.project