消防団出動

 昨日、お昼を食べて、さーて午後の農作業始めますかと立ち上がった時に
緊急無線から消防のサイレンが
火事かよと思い聞いてると場所の通知がないので
何だ間違いかと思ってたら
外で配達に出かける妻が“南の方が燃えてるよ!”
え、外に出ると、えーすぐそこじゃんっと
すぐに、消防団詰め所に向かったら、なんと詰め所の裏の山が火災現場
消防署の消防車はすでに来ていて消火活動が始まったところ
いきなり詰め所の裏の神輿を入れている小屋が火に包まれていて
その上の山にも火が回っていた
山の斜面の右に行く火を行かないようにしてくださいと言う、消防職員の指示に従い、
斜面にホースを上げ放水、しかし圧が弱くあまり飛ばない
火は山の斜面を登って行き横にも広がっていく
これは、今日は夜遅くなるなという考えが頭によぎる
他の団員も続々と駆け付け上からも放水が始まり
結構いけるかと思ったけど火は結構上に登ってるみたいで
消防ヘリが来るから場所移動との指示
今度は沢沿いにホースを伸ばし、沢で食い止める作戦だが
結構火の回りが早く、沢沿いを火が登って行き
沢を超えて隣の山にも!
消防ヘリも2機フル稼働
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今度はジェットシューターという「背負式消火水のう」というリュックサックに水を入れ、そこから水鉄砲のようなもので燻ってる火を消していく、これが重いし、急斜面を登りながら消火作業はきつい
初めて3日分くらいのキャンプ用品を背をって山登りに行ったことを思い出す、、、重さだ
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本当に沢の反対側の延焼を止めるために登った斜面はきつかった
頂上に行くと火は鎮火していて、みんな座って様子を見ていた
焼けただれた地面と木、空にヘリの爆音
昔見た“ハンバーガヒル”と言うベトナム戦争映画を思い出す光景
ハンバーガーヒル
(写真:映画 ハンバーグヒルより) 
日が落ちて暗闇の中を沢を消火しながら引き揚げて
いったん休憩し、3人ひと組、5班でジェットシューターを背負い、トビ口、懐中電灯をもって
燻ってるところを消火しに、また山登り、これを2回に分け、ほぼ鎮火ということで
夜10時30分頃解散
今日はこの山の斜面を登り、降りて詰め所にと何回往復したんだ、、、、長い一日だった
そして本日、朝8時集合
また、みんなでジェットシューターを背負い、トビ口を持ち
火が残ってないかを確認しに斜面を登る、まだ煙が出てるところもある
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改めて見ると結構縦に細長く一気に火が登ったような感じでした
本当に、土手焼きとかしてみて解りますけど、火は斜面を登るのは本当に早い
火がつくと温かい空気が上に行きますので、上昇気流ができ
それに火が引っ張られて行くと思います
鎮火を確認し、山の斜面を這っている長ーい消防ホースを片付け(これが大変)
11時50分鎮火報告
みなさん、会社を休んだり、遅れて行ったりして、消防団の活動にあたり
お疲れ様です。