狐の嫁入り

本日は「お地蔵様」。
毎年7月23日前後に集落の女性が集まって
お地蔵様にお参りした後、飲み食い。
昔は持ち寄りで、女と子どもがみんな集まったらしいです。
今は温泉料理。
色んな話が聞けました。
昔は子供が米をしょってもみすりに行き、帰り道に腰かけにちょうど良い石が、あそことあそことあそこにあったとか
ウナギは捕まえてお父さんが捌いてくれたとか、
昔は蛍がたくさんいたとか、
それより「狐の嫁入り」の方が、幻想的で素敵だったとか。
下にいる蛍は捕まえないとか(蛇の目も光るから間違えないように)
狐に騙されて、いつまでたっても家に着かず、
「あ、狐に騙されてる!」と気づいたとたん、家に着いたり
変な場所に満月が登っていて、朝まで待っていたら
そこには木の上に登っていた古狸がいたとか。
ちなみに「狐の嫁入り」とは
夏になると毎日のように山に光の玉がふんわりふんわり浮かんで見えること。
昔は動物の骨を山に埋めていたので
狐が骨を咥えて移動するときに、骨からリン?が発光していた様なのではないかと言われています。
犬を放すと、光がさーーーっと移動していったそうです。
タイムスリップしてみてみたい光景がたくさんありました。
温泉もすべすべでよく眠れそうです。