なかなか行けなかった所

お正月三が日だし仕事は休みでしょうという事で
(しかし、鶏のエサやり、卵取り、出荷はしますが、、、)
思い切って、なかなか行けない所に行ってきました。

2か所も
賀美水力発電所 取水口 (国指定登録有形文化財)
小管郷校跡 (県指定文化財 史跡)

家から歩いて10分内で行ける所ですが、、、(笑)
近いといつでも行けると思って行かない、行けないパターンです。
また、なかなかマイナーな文化財であまり見に来る人はいない、
穴場スポットです!

先ずは、とことこ歩いて川に向かい
そこにあるのは
賀美発電所取水所
大正8年に建設された水力発電所の取水口、発電所も現役で発電しています。
ここから川の水を引いて約4km先の発電所まで水を送り
落差で発電する仕組みです。構造物マニア、土木女子におすすめです。

近くに説明看板が立ってます。親切です。
看板のある方から見える部分

川の反対側から見た景色、こちらの方が全景が分かります

二つの口から水を取り入れてます
石造りの提で緩く川を堰き止めてます

(ガラケーで写真を撮っていて、さらに機能が落ちてきたのか写りが悪いです)

賀美発電所取水所
https://www.edu.pref.ibaraki.jp/board/bunkazai/touroku/h16/t-89.html
賀美発電所
http://www.suiryoku.com/gallery/ibaraki/gami/gami.html

取水口を十分堪能した後、歩いてちょっと行くと
次の目的地
小管郷校跡地
ここは、江戸時代の水戸藩郷校15校の1つであり,
農家の子弟に学問や武術を教えるための学校があったところです
今から160年前くらいに開校してそうです。
建物がなく残念ですが

看板があります。

図:余湖くんのホームぺージより http://yogokun.my.coocan.jp/

自分で歩いた常陸太田市の詳しい史跡のレポートが載っていて参考になります

上の図の様な感じです。
今は杉の木が植えられていて分かりづらいかもしれませんが
ここに建物があったんだという感じは分かります
射撃場跡地は長い直線のくぼ地で分かりやすいです
結構地形がわかってくると面白いです
最初に、上の予想図を頭に入れておけば良かったと後悔
史跡女子にはおすすめです。(さっきからこじつけてます)

射撃場の的のあった方?から、写真じゃ分かりずらい結構長いです

 

射撃場

 

崖下に川

小管郷校跡地
https://www.edu.pref.ibaraki.jp/board/bunkazai/ken/shiseki/12-54/12-54.html

また、道中にお地蔵さんが並んでるところがあったり
なかなか、身近にいろいろな歴史的な物が埋もれてる予感が

そういえば、民泊施設の所に防火水槽を作るとき
埋没文化財調査をし、矢じりや、穀物貯蔵穴、ドングリを潰す石とかも出てきました

この前は、田んぼから歩いて帰るとき、土器の破片が道に落ちていた!
たぶんトラクターのタイヤやロータリーにについた泥について、落ちたのではと
奥が深いです