まったり~村お便り      No.80

2007年6月22日
先週末、第一回田植えを終わらせました。小川が横に流れていて、7月になれば蛍がたくさん飛ぶ田んぼです。友達、知り合いも遠方、近場より集まってくれて、楽しくできました。また、田植え当日は最高の田植え日和で気持ちよかったです。まったり~村の田植えは、すべて手作業です。先ず苗取り、これも今ではやってる人があまりいない水苗代というやり方で苗を育ててます。苗床を地面に作り直接モミ(殻付きの玄米)をまきます。芽が出てきて大きくなったら、水をいれ苗を保温します。それから田植え前日に苗取りを行います。これは手で苗を一本一本引き抜き、植えやすいように一握りづつを藁で縛り一束にまとめます。それから、その束ねた苗を田んぼに持って行き、田植えです。田んぼにあらかじめ線を30cm間隔に引いておき、それに沿って手植えをして行きます。田んぼにはオタマジャクシ、蛙、コオイ虫、ヤゴ、赤腹イモリなど、無農薬田んぼですのでいっぱいいます。今回は、コシヒカリと満月もち米を植えました。皆さんにお分けできる量が収穫できるでしょうか(笑)
今週末も田植えをしますので、もしよろしければ、来てください!24日(日)9時から予定してます。家に、雑魚寝ですが前日、後日宿泊も可能ですよ!ぜひ来てください!
さて、今週のお野菜は、キャベツ、ブロッコリー、コールラビ、チンゲン菜、にら、一口たまねぎ、ふき、芸術大根です。ブロッコリーは大きいものを収穫した後の脇から出てきたものです。まだまだ立派に食べれますが、暖かくておいておくとあっという間に花が咲いてしまうので、早めに茹でたり蒸したりしていただくか、新聞紙などで包んで冷蔵庫で保存してください。うっかりして花が咲いてしまった場合は頭の部分を切って茎だけ調理したら結構甘くて、お豆の味がします。花はすっぱくておいしくないです。まったり~村の畑では花咲きブロッコリーがたくさんできてしまったため、ゆでてミキサーにかけてスープにしたり、パンケーキの中に入れたりしてみました。パンケーキの方は微妙な味でしたが、他の野菜も入れて野菜ケーキにしたらいけるかもしれません。コールラビはヨーロッパではポピュラーな野菜だそうです。下のぷっくり膨らんだ部分を頂きます。形はカブのようですがキャベツの仲間で、ブロッコリーの茎やカブと同じ様に料理していただけます。皮をむいて生でもあまくておいしいのですが、シチューなどの汁物や炒め物にすると柔らかくなって楽しめます。にらは餃子やちぢみなどでいかがでしょうか。ちぢみは小麦粉と塩と卵と生地がトロッとする程度の水を混ぜて、にらを入れてフライパンで焼くだけ。卵なしでしょうゆや味噌で味付けたり、ジャガイモまたは片栗粉を少量入れてもいいようです。にんじん、長ねぎ、しいたけなどを入れる人も。一口たまねぎは丸ままコトコト煮込んでコンソメ味のスープにしても。でも新玉なので、薄くスライスして鰹節としょうゆでオニオンスライスもお勧めです。大根はどうも村長が芸術肌のせいか、芸術的な形状のものが多く、「愛の行方」、「白肌おばけ」など、入れさせていただきました!みずみずしくしなやかな柔らかさですが、ちょっと辛目です。生で千切りしてシソの葉と鰹節とシーチキンをかけて、しょうゆ味で食べるのは実家の定番です。春は気温も高くなり、鮮度を保つのが大変かと思います。輸送時の温度などにもより、お客様の手元に届いた時の野菜の鮮度が心配です。何かお気づきの点などありましたらお寄せ下さい。来月にはクール宅急便を予定しています。昨年は7月からクール便に切り替えましたが早めにクール宅急便を希望される方がいらっしゃいましたらご連絡下さい。また、通年常温での便を希望される方もお知らせください。クール便、常温便の料金は別紙「お知らせ」をご覧ください。お気に入りのレシピ、まったり~村の野菜のおいしい食べ方など、教えていただけたら幸いです。
今年の天候はどうも予想がつきませんが、皆様も体調など崩されぬよう、お気をつけてお過ごし下さい。では、今後もどうぞよろしくお願いいたします。