まったり~村お便りNo.88               2007年8月17日

8月11、12日と、友達が来てくれて畑を手伝ってくれました。作業は、一日目は田んぼに合鴨を放す為の柵作り、2日目はからし菜の種取り、麦の脱穀と盛りだくさんでした。合鴨も広いところに移され元気に田んぼの中を歩きまわっています。雑草や虫をいっぱい食べてくれよとお願いしました。田んぼの中の合鴨を見ているとほのぼのしますよ。
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夜は、11~13日まで、流星群が見られるということで畑にテントを張り、星を見ながらキャンプ、、、しかし、私は流星群は見られませんでした。残念。
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次の日は、刈ってハウスの中に干しておいたからし菜の種を鞘から落とす作業をし、種を集めました、これでマスタードできるでしょうか。(HIRO)
さて、今回のお野菜は、ズッキーニ、ゴーヤ(ニガウリ)、きゅうり、とうもろこし、ナス(黒秀・水ナス)、福耳唐辛子、ししとう、つるむらさき、ピーマン、トマト、ミニセロリです。ズッキーニは小麦粉とパン粉で衣をつけてカツレツにしたり、素焼きにしても甘みが出ておいしいです。生でも召し上がれますので、いろいろお試しください。トマトや夏野菜と炒め煮してラトゥーユもおいしいです。うちでは塩と香り付けに味噌と醤油をいれます。トマト煮は以外に味噌と合うようです。ゴーヤは塩もみにしてそのまま召し上がったり、豚肉、豆腐や卵といためてゴーヤチャンプルでしょうか。きゅうりはあっという間に大きくなってしまいましたが、皮むき機等で皮ごと中身ごとうすく縦にむいていき、塩もみにすると食感がよく、美味しく召し上がれます。とうもろこしは最近カラスについばまれてきました。紙袋をかぶせたりと対処をしないと!皮を2~3枚残して水から入れ、沸騰してから2分茹でるという茹で方を教わりました。甘みが逃げずにいい具合です。ししとう、福耳唐辛子、ピーマン、似たようで微妙に味が違います。塩コショウで炒め、別に炒めたナスと、ミョウガや大葉の千切りを和えて冷やしておくと美味しかったとお客様の声。福耳唐辛子は辛味があるのとないのとあるようです。炒めてへなっとするのは比較的辛味が少ないようです。ピーマンの綿や種は糖尿病の人に良いとか。うちでは綿種ごと料理に使っています。ナスを短冊切りにして、ごま油で透き通るくらい炒め、醤油で味付けし、水で溶いた小麦粉でとろみをつけた料理を「なすのこん練り炒め」というそうです。餃子の具や、饅頭の具にしても美味しくいただけます。またはにんにくと蒸して包丁の背でペースト状にし、さらに火にかけオリーブオイルと塩をまぜるとアラブ料理風のディップができます。パンにつけたら美味しかったです。セロリはチビですが、甘酢漬けにしたり、サラダやスープ、炒め物などに入れてお召し上がりください。ナス、キュウリは、二十八星てんとう虫、別名テントウムシダマシというてんとう虫に似た虫に表面を多少食われてしまっています。だいぶはじいて、少しのものは入れています。その部分だけとっていただければ召し上がれますので、ご理解のほど、お願い申し上げます。トマトは少量づつ、中玉、小玉、超小玉(マイクロミニトマト)を入れています。
蒸し蒸しと暑い日が続きますね。まったり~村のある旧里美村では、昼はやはりムシムシしますがちょっと木陰に入るととても涼しく、夕方になれば壮大な夕焼けのもと心地よい風が吹いてきます。緑と土と田んぼの水が太陽の熱を吸収してくれて、たくさん流れている小川や用水路の水が涼しさを運んでくれるのでしょうか。お盆に村長の実家へいったのですが、昼も夜も、狂うような暑さです。コンクリートの照り返しや自然が少なくなっているため暑さのはけ口がなくなっているような気がします。街づくりも暑さ対策をきちんと考えないと、温暖化対策に個人の努力を求めて「クーラーの温度を○度あげましょう」と呼びかけても、ちょっと難しいのでは?と思ってしまいました。まったり~村ではたくさんの汗で体にたまった老廃物を出し、暑さの激しい昼間はちょっと昼寝、さらに体のほてりをとってくれる夏野菜をバリバリ食べて、体の調子を整えていっています。夏にたくさん汗をかかないと、冬場に貯えていたものが出し切れず、老廃物となって冬まで持ち越し、肝臓や内臓に負担をかけるそうです。熱中症と脱水症状には気をつけねば!!皆様もお体ご自愛のほど、今後もどうぞよろしくお願いいたします。