まったり~村お便りNo.97           2007年10月19日

 秋です!先日のお天気の日に、半そでをしまい、冬の衣と入れ替えました。今までは秋のものを着てから冬のもの、という順番があったように思えますが、今年の里美の冬は早いようで、もうすでにレッグウォーマーやら、ズボン下などを出して早いかな、婆くさいかな、と思いつつこっそりはいています。本格的な冬が来る前に秋の味覚を!と山(といっても農道脇)にくりだすと、ありました!あけびやさるなし!山を開拓して道などになった脇は日が当たるのでアケビやサルナシ、山菜などが出やすいのだそうです。しかしながら急勾配になっていて、実がたんまりついているのは上のほうで背が届きません。軽トラの上に乗って手の届く範囲で採り、あとは山の生き物達に残してきました。昨年は山の実は不作でしたが今年は結構出来たみたいです。少量のため皆さんにお分けできずにもうしわけありません。。。
さて、今回のお野菜は、つるむらさき、秋茄子(黒秀)、ピーマン、ししとう、ニラ、いんげん、トマト、おろぬきカブ菜、大根葉、赤カブ菜、おかのり、ジャガイモ(メークイン)です。「夏草や つわものどもが 夢の跡」とは違うのですが、畑を見るとついつい頭に浮かんできます。夏の野菜は勢いを失い、あれほどとれていたつるむらさきやナスも少量になってきました。秋ナスも皮が固くなってきましたが、それくらいがおいしいのだとか。お試しください。ニラ、少々固めになってきましたが、炒めたり卵とじなどお使いください。おかのりは、葉を乾燥させて火であぶるとのりのようになるとのことから、この名前がついたそうです。くせがないのでそのままおひたしや味噌汁の具、炒め物、酢の物などにお使いいただけます。モロヘイヤのように茹でて細かく刻んで包丁でたたくとぬめりが出ます。大根葉、カブ菜は味噌汁、塩もみなど。赤かぶ菜は毛がごわごわしているので、塩もみをお勧めします。メークイン、煮崩れしづらいので煮物などに、むいています。なにかお気づきの点、お勧めのレシピ、野菜に関するあれこれなどありましたらどうぞお知らせください。では、お体ご自愛のほど、今後もどうぞよろしくお願いいたします。