まったり~村お便りNo.100          2007年11月9日

 昨年の6月から発行して、本日はなんと記念すべき、まったり~村お便りNo.100です!
これも応援してくれている、皆様のおかげです。ありがとうございます。
 思い起こせば色々ありました、なかなか家や畑が見つからず、ひょんな友達のつながりで、この里美村にきてそれからトントン拍子で家や畑にめぐり合いました。昨年の4月から一人で畑を始め、田畑も増え、動物たちも増え、妻の郷子も迎えて、大家族になりました。これから“まったり~村”はどのような方向に向かっていくのでしょうか。今年からは、畑は機械をなるべく使わない不耕起畑にし、石油エネルギーをあまり使わなくなったので、環境にはよりやさしくなりました。この冬は、“まったり~村田畑鶏舎大改造計画”をするつもりです。畑のレイアウトにパーマカルチャーデザイン(「パーマネント=永久」、「カルチャー=文化」で「持続可能な生活体系」と訳されています)を取り入れ、虫の嫌う植物や野菜、ハーブなどを効果的な場所に配置したり、北風防ぎの植物を配置したり、棚を各所に作り、果物を作れるようにする、などなど、鶏舎も今は平飼いで、十分に広くしているのですが、よりのびのびとコッコちゃん達に過ごして貰うために、外に柵を作り放し飼いにする予定です。田んぼもドジョウがもっと住みやすいように整備し、自分たちもより気持ちよくなれる畑にする計画です。花や実のなる果樹も畑に多くしたいな~。皆さんを畑に招待し、お昼ご飯を気持ちよく食べれる畑にしたいです。(HIRO)
こんにちは。100回記念なので二人で書こうということで書かせていただきます。過去のまったり~村お便りを見返すと、No14くらいから一緒にやり始め、No28でお便りデビューいたしました。思い起こせばさまざまです。自給自足を目指す農園として、一番頭を悩ませられたのが実は毎日3度3度の食事です。調味料以外はほとんど購入せず、自分たちの畑からとれる野菜と卵、その時期、その時期の限られた材料で1日3回、料理をする、ということをしばらく続け、都会の買い物生活に慣れていた私にとってはとてもいろいろなことを感じることができました。子供の頃昼ごはんを食べ終わると「夕飯は何がいい?」と聞く母親に対して「食べ終わったばっかりでそんなこと考えられないよ!!」と言っていましたが、今にしてみればその頃の母の気持ちが良くわかります。しかしながら、1年以上たった今、スーパーなどへ買い物に行っても、つい裏の原材料を見て「あ、これ家の材料で作れる」「あ、これも」と、自分たちの畑からできるもので作ることができるものがどんどん増えていっていることに気がつき、とても嬉しく感じます。今はストーブのおき火とくず野菜でコロッケなどにかけるソースを作っています。うまくできるかどうか?最近一番嬉しかったのは、隣町の飲食店をやっている友人が貴重な休日を家族で稲刈りの手伝いに来てくれ、3歳の女の子をはじめ、子供の頃農作業をやっていた奥様もだんな様も、皆、とても楽しんでくれたことです。農作業のみならず、家の中の生活や食事にも大変興味をもってくれました。来年からは定期的に農作業体験の受け入れや、まったり~村で一緒に夕飯を食べる交流会などを開こうと計画しています。遠方からでもご興味のある方はご連絡ください。詳細が決まりましたらまたご連絡いたしますね。では、今後もどうぞ、よろしくお願いいたします。
さて、今回のお野菜は、いんげん、千成瓜、グリーン菜、赤カブナ、赤大根、ルッコラ、チンゲン菜、メークイン、大根、間引きにんじん、おまけにいつもヤギを放している土手にはえている柿の木からもぎってきた柿です!千成瓜は1つの種から千も成るので千成瓜と呼ばれていますが、まったり~村の千成瓜はまったりしていて、いまだ十成瓜くらいです。来年こそは皆様に飽きるほど召し上がっていただきたいものです。味噌汁でもいいですし、切って味噌やしょうゆに漬け込むだけで、とてもおいしい漬物ができます。水が上がってくるので、味噌もしょうゆも少量で大丈夫です。水が上がって、瓜がおいしそうに色づいたら食べごろです。グリーン菜はサラダや味の濃い料理の下に敷いてお召し上がりいただくと良いかと思います。赤カブナ、赤大根、大根など、葉っぱが多くついています。とにかく塩漬けか、まだ柔らかいのでそのまま炒めてふりかけなどに。塩もみはスパゲッティーなどに、ツナと一緒に振りかけて海苔でもちらし、ちょっとしょうゆをかけて食べたり、チャーハン、おにぎり、なんでも入れちゃいます。ルッコラはゴマ風味がするといわれています。通常サラダなどにお目見えしますが、炒めて食べてもまたおいしいです。
なにかお気づきの点、お勧めのレシピ、野菜に関するあれこれなどありましたらどうぞお知らせください。では、お体ご自愛のほど、今後もどうぞよろしくお願いいたします。