2008年、初種まきです!ブロッコリー、レタス、キャベツなどなど、十数種類の種を蒔きました!収穫は4月頃です。待ちどうしいですね~
しかし、この時期の種まきは、寒くて畑にまけませんので、どこに蒔くかと言うと、踏み込み温床の中に蒔きます。
踏み込み温床とは何ぞやというと、昔からお百姓さんが寒い時期に苗を育てる知恵です
どいうものかというと、、
まず、まったり~村の場合は、ヤギ達を引き連れ雑木山に行き、落ち葉を集めます。
山の斜面の上の方に登って行き、熊手で落ち葉を下ろしてきて
袋に詰めやすいところに集め、集まったら袋に入れ斜面下まで転がし
トラックに積みます、結構傾斜があり、上り下りは、ちょっと疲れます。
そんな時は、山にしてる落ち葉の上で昼寝これが、天気も良くポカポカして最高です。アルプスの少女ハイジの気分!
畑に戻り、その落ち葉を、木枠の中(長さ1m80cm、幅1m20cm、高さ65cm)に鶏糞、ぬか、水とマンノウで5回に分けて混ぜて、ギュウギュウと踏んでいきます。
これで、3~4日すると、それらの物が発酵してきて熱くなってきます
その温度を利用して苗を育てます。
温度が出てきたらトロ箱を再利用した木箱に土を入れて、種をまき、先ほどの落ち葉などを入れた木枠の中に入れます。種は温かいので、“お、春がきやがったな、こうしちゃいられねー芽をださねーと!”と、だまされて芽を出し育っていきます。
そうしている内に、外では本当の春が来て、ぽかぽかしはじめます。そのときに待ってましたと、外の畑に植えてあげます。なぜこんなことをするかというと、外に暖かくなってから種をまくと収穫まで時間がかかりますが、苗を育てて暖かくなったときに植えれば、野菜が少し早く収穫できるというわけです。昔ながらの早く野菜を食べたいという知恵です。
また、春は雑草もグンと勢い良く伸びてきますので、直に種を蒔くと、野菜の苗が大きくなるまで雑草に負けないように絶えず刈っていなければいけなく、この忙しい時期の手間を省くという利点もあります。結局、木枠や藁などで枠を作った中に、発酵熱が出る物を入れ苗を育てる物を、踏み込み温床と言います。
で、苗を育てるのに水を定期的に掛けて手間隙、愛情をかけて育てますが、まったり~村の畑には水がない!それで昨年はポリタンクにせせらぎから水を汲んで如雨露で水をやっていましたが、結構手間なんですよ、そこで、今年はもらった風呂桶を使い、水を溜めそこにホースを連結させ散水しようと風呂桶再利用貯水タンクを作りました。廃材でやぐらを組み、風路釜を乗せ、風呂釜には蚊などが入って繁殖しないように、網戸の網を使い、カバーをして、ホースを風呂釜の排水の所に連結させ、いざ散水!
し、しかし、、、、何だ、、水がチョロチョロしか出ない、、如雨露のように出ない、、(:;)水圧が足りなすぎる!
急遽、やぐらを50cmほど高くし、ホースの先につける如雨露の先につけるシャワーのような物を、水圧があまりいらない物に交換して、いざ!
おー、出るじゃない!
しかし、風呂桶再利用貯水タンクには、結局ポリタンクに水を汲んできて入れなければいけないのですが、これも雨水を上手く利用するよう思案中です。けど、以前の如雨露よりは格段に効率アップです。
将来的には、揚水風車で水を地下から上げて使えたらな~と、無い頭を絞っています。