まったり~村通信No.194                    2010年3月2日

 知らぬ間に3月でした!どおりで暖かくなってきて、母が送ってくれてほぼ毎日着ていた「ヒマラヤ登山隊も着ている下着」(本当か?)も、そろそろ手放しても良いような気がする今日この頃です。
 今年の冬は目に見える作業がはかどっています。家の北側に下屋を作り、出荷作業や漬物置き場になります。またその外側にはまき小屋。おかげでどの薪がどれだけ乾いているかわかりやすく、ストーブの火も安定してきました。(1年目は燃えない薪を煙でなみだ目になりながら燃やしていました・・・)昨年建てたハウスでは、苗の水遣りに春先などは川から水を汲んで18Lのポリタンク2本を両手に毎日何往復もして、両手首が腱鞘炎のようになりました。(そして途中で世話が出来なくなって作った苗をほとんど近所の人に配ってしまい、、、、)今年は水路脇に水タンクを設置して、一度水ポンプでタンクにくみ上げてから高低差を使ってハウスに続くシャワーから水が出る仕組みです。無事水が出てほっとしています。なんて便利なんでしょう!!また、稲刈り後に稲を干しておく木を「ほだぎ」といいますが、それを保管しておくほだぎ置き場も作りました。WWOOFer(有機農家で手伝いをする人)が来てくれていて大助かりです!
 私の一日の基本は朝夕は7頭のヤギの餌やりと畑への移動と苗の管理、水遣り、WWOOFerさんたちの昼食と夕食の準備で明け暮れています。手の空いた隙に(優先順位が違うような気もするのですが・・・)種まきやたまねぎやえんどう豆の追肥や草取り、次に種まきする場所の整備など大忙しですが、規則正しい生活が続くのでリズムができます。また、香港や横浜からの若いWWOOFerさんたちの話などを聞いていると楽しくなります。
 良い一年のスタートです!(旧暦では2月14日が正月で、WWOOFerさんはまさにその次の日に来てくれました!)
 現在、苗代ではキャベツ、ブロッコリー、レタス、ちんげんさいなどが芽を出しています。5月くらいには食べれるかな。