おととい、こちらの部落に入れてもらいました。
この旧里美村に来て、今年の4月で丸二年目になります。
また、去年の7月に嫁さんと籍をいれ、回りの皆さんに盛大に12月に披露宴をやっていただき
節目ということもあるし、ここで農業をやるということは、地域に溶け込む、地域にお世話になっているということでもあるし、また、昔から受け継がれている、村社会の仕組み、助け合い、共同体、行事、文化、、、、
これらを考え、昨年から部落に入れてもらうよう頼んでいて、2月11日に部落の行事で皆さんが集まるので、そのとき、お世話になっている方より、部落の皆様に話していただき、全員一致で賛成になり、晴れて部落に入れました。
やはり、田舎は何百年?と続いている部落の制度があり、部落内で祭りごと、神様のお世話、協同地の清掃、お悔やみが出たときのみんなで用意、手伝いなど、村内でみんなで助け合いながら生きてきた訳です。しかし最近は若い人はみんな出っていってしまい、また若い人もそういう付き合い、多い行事などが苦になってたり、わからなくなっているのも事実だそうです。しかし、都会のように隣近所、誰が住んでるのもわからず、何が起ころうがわからない、我かんせずよりかは、みんなが知ってるから、情報は筒抜けですが、逆に変のことはできないし、よそ者が子供を誘拐などはなりにくいと思います。また、気軽に近所に行って、話し込んだり、酒を飲んだりと、人付き合いが好きな人にはいいですよ。
私自身も、そういうのは苦にならない方ですから、また、昔の生活のことなどを色々と勉強したいし、部落に入ることにより、どこの馬の骨が、有機農業なんて好き物な事してだがー というレベルから、もっと親密な付き合いができると思います。
人によると思いますが、やはり、ただ農業がやりたいというのではなく、地域に溶け込む、密着した生活が必要だと思います。お世話になりっぱなしではなく、過疎化が進んでる田舎に来て農業を始めるんだから、その地域活性を担う事も必要だと自分は思います。