仲間の有機農家に物を届けに行った時
赤信号で止まり、ふと横を見ると
何か、ボロボロの木材や錆びた机や色んな粗大ごみがつんであり
納屋でも片付けてゴミを運び出したといった感じの物が目に入ったのですが
何か、そこで魂の叫びというか、助けを求める気を感じ(笑)
よく見てみると、なんと、“藁ない機”があるではないか!
ちょくちょく まったり~村のブログには出てきますが、読んで字のごとく、藁を綯う機械です。
伝承:藁綯い機の使い方を読んでいただければ分かります。
早速、近所の方に聞いて、持ち主の方に連絡していただき、敏速な救出作業をしてきました。
ほかにも、藁きり機、銭箱、木のれいき、小枠、等々を覆いかぶさっている材木などをどかし助け出しました。
藁ない機は汚れていますが、比較的コンディションは良く部品の欠陥もほとんどなく
ちょっとクリーニングしてあげれば使えそうです。
今良く使ってる藁ない機は細縄用なので、これは太縄用なのでちょうどいいですねー
草わらきり機械、こんな名前だったんですね、この焼印見たいのが渋いです
これはカッターを上げると自動的に藁が出てくる、優れもの人力機械です。
隣の県のここから1時間半くらいの町で作られてたんですね
昭和7年に買ったのでしょうか?それとも製造年月日なんですかね?
結構昔のこの手の農機具は買った日や値段が書いてある物が多いです
昔は、高かったのでしょうね
上の写真は、小枠と言うやつで、糸を巻き取る時に使う物です
良く見たら明治42年と書いてありました
明治42年、今一ピンときませんが西暦に直すと1909年ですよ
102年前の代物!すごい!調べてみたら伊藤博文が暗殺された年ですよ
社会で勉強したでしょ
もうひとつは大正4年と書いてありました。1915年です。第一次世界大戦中です。
歴史を感じますねー
すごい!
しかし、また家の妻に“またガラクタ拾ってきて、どこに置くのー?”と、
ぶちぶち言われるんだろうな
いつかOPENする、“まったり~村 活きた民族資料館”に必要な物ですから